「次の障害物までお姫様だっこで走ってください」
係の体育委員に指示されたのでギョッとした。
お姫様抱っこをしてしかも走るって、どれだけ大変なの?
前を見たら2位のカップルが姫抱っこに耐え切れずへたばっている。
無理もない。抱えているのがセレブコースの男子みたいなんだけど、お坊ちゃんのせいか力も体力も無さそうなんだよね。
うわっー、これはかなりきつそう。
かなりの距離を抱えて走らなきゃいけないから余計大変なんだ。
ふと千景くんを見たら腰に手をあてて、準備運動しているみたい。
「いてっ」
だけど後ろに上体をそらした時に、しかめ面をするので心配になった。
「千景くん、どうしたの?もしかして背中が痛い?」
「いや、なんでもない」
彼は少し笑ってかぶりを振る。
「でも」
「大丈夫だ、行こう」
そう言った彼は私の後ろから肩に手を回す。
係の体育委員に指示されたのでギョッとした。
お姫様抱っこをしてしかも走るって、どれだけ大変なの?
前を見たら2位のカップルが姫抱っこに耐え切れずへたばっている。
無理もない。抱えているのがセレブコースの男子みたいなんだけど、お坊ちゃんのせいか力も体力も無さそうなんだよね。
うわっー、これはかなりきつそう。
かなりの距離を抱えて走らなきゃいけないから余計大変なんだ。
ふと千景くんを見たら腰に手をあてて、準備運動しているみたい。
「いてっ」
だけど後ろに上体をそらした時に、しかめ面をするので心配になった。
「千景くん、どうしたの?もしかして背中が痛い?」
「いや、なんでもない」
彼は少し笑ってかぶりを振る。
「でも」
「大丈夫だ、行こう」
そう言った彼は私の後ろから肩に手を回す。



