6時門限になる前も大学の放課後に会えるのは週一くらいだった。 だから、 言ってしまえば、週一会えないだけ。 だけど…その週一会えないだけで自分の心はこんなにも落ちていくんだと実感した。 その週一以内は、お昼休みで別れてる。 だから、特別変わらない生活なはずなんだけど… 今日は、 別れるのに時間がかかってしまった。 「ちゅする?」 『やだ』 「おっ…」 『やだ、もう行く』 「冷たいやつだな、また明日」 凌久の目は、何かを企んでるようにしか見えなかった。