好みの食べ物から委員会まで、抜かりなく調べられている感。
ゼリーはたまたまかもしれないけど。
「はい。何時に終わるかも分からないので、先帰ってもらって大丈夫です」
「それだけ?用件は」
「はい」
「分かった」
簡単に引き下がってくれたので、ほっとして私は頭を下げる。
「では…」
「ではってどこ行く?」
「授業に戻ります」
「途中から戻っても顰蹙だろ。ここにいろ」
会長はそう言って、自分の隣を指さす。
顰蹙買った方がまし…。
そう思いながらも、どうせ逃げられない、と隣に座ると。
会長の頭が私の肩に軽く乗せられて、私はびくっと背筋を伸ばしてしまった。


