「噂ではねー付き合ってることになってるけど…」
そして首を横に振って言った。
「流奈の片想い?」
それを聞いて、私はちょっとびっくりしてしまう。
お似合いだし、あの親密な雰囲気は特別な感じがするのに。
「3人幼馴染だけど、とーるはほら、ちょっと突出してんじゃん?だからどーしても、流奈とそーすけがセットに見られがちなんだよね、昔から」
なるほど、それはすごく納得。
流奈さんは、視線を天井に向けて小さく息をついて。
「でも、そーすけは流奈に恋愛感情、ないと思うな」
切なそうな顔で、そう言った。
私まで切なくなってしまう。
副会長のこと、本当に好きなんだな。
…2人が恋人同士なんて噂、真に受けちゃって、よくないな、私。
反省して言葉を探すけど、軽はずみなことも言えなくて困る。


