イケメン生徒会長の甘くて危険な溺愛



ばたん、と重い音をたてて扉が閉まると。


「はあーーーーーー」


流奈さんが大きなため息をついた。



「ちょー怖かった」

「おい、お前のせいで俺まで疑われたんだからな」


副会長がじろりと流奈さんを睨む。


彼女に対してすごい態度だな…。



「それは仕方ないじゃん、前回の犯人はそーすけだったんだし」


流奈さんが副会長の隣に座って、私の方を見た。


「ごめんね未来ちん、びっくりさせて。あ、座って座って」


私は促されるまま、流奈さんの向かいの席に座って聞く。



「…あの、さっきのって大丈夫なんですか?」

「大丈夫。あれね、チョコボール戦争。時々起こるんだよね」

「チョコボール戦争…?」


聞くと、流奈さんは深く頷いた。



「うちの会長さんね、こーんなちっちゃい頃からチョコボール馬鹿なのよ、大好きなのよ」


へ、へえー。

すっごいどうでもいい情報…。


そう思うけど、流奈さんは続ける。