イケメン生徒会長の甘くて危険な溺愛



だけど会長は、ん、と眉を持ち上げて、私の頭に手を置き。


「なに?なにが食べたいの」


そんなことを言う。



「うえ…?」


あまりに予想外の言葉と優しい手の感覚に、おかしな声が漏れてしまった。




「うえ?じゃなくて、昼食。持ってないだろーが」



…そういえば。


お弁当、教室に置いてきてしまった。


確かに今更取りに帰れない。


だけどこれが食べたいです、なんて、会長に言えるはずもない。



私が黙っていると、



「…なんでもいいなら適当に買ってくるけど、文句言うなよ」



会長はそう呟いて、生徒会室を出ていった。