「なんか…また大人っぽくなりました」
「禁欲してたからかな」
「か…かっこよくなって困ります」
思わず正直に言ってしまう。
「あーそうどうも」
素っ気なく答えながら、会長まで真っ赤になっている。
目が合って微笑むと、私たちはもう一度唇を重ねた。
ゆっくり離した唇を、会長は私の首筋によせる。
熱い感触に身体が震える。
「このまま襲おうか迷ってるんだけど…」
会長はため息をついて言う。
なんだかどこかで、聞いたことのある台詞だ。
そして会長は大きな声で。
「宗介、流奈、そろそろ出てこい」
この展開は………!!
会長の膝に乗ったままバッと振り返ると、生徒会室の扉が開いて、にやにや笑う副会長と流奈さんが入ってきた。


