イケメン生徒会長の甘くて危険な溺愛



だってこれってたぶん、告白じゃないし。


きっとこの人、私のことなんて好きじゃないし。


目の前にいるのは、かの生徒会長、神崎透だし。



どこからどう考えたって。

「無理です」

頭で呟くと同時に、声に出していた。


会長は驚きも狼狽えもせずに、うん、と一度だけ頷いて。


「無理は、無理」


意味の分からない日本語を言う。


は…?


無理は無理って、どういう意味?


だんだん腹が立って来た私は。


「無理は無理とか、無理です」

更に意味の分からない日本語を返してしまう。



それを聞いた会長はしばらく黙った後、堪えきれないというように額に手をあててくすくすと笑いはじめた。


なに笑ってんのこの人。

からかってんの?


だとしたら最低、そう思った時、


「おもしれー」


彼は笑いながらそんなことを言った。