「…他校生?」
「去年は結構大変でしたよ。未来、他校生から目つけられちゃって、ナンパの嵐…」
「なるほど。危険だな」
「危険っすよー」
「未来、ちょっとこっち来い」
少し離れたところできょうちゃんと話していた私を、会長が呼びつけ。
「文化祭、お前、黒子な」
「え?」
「黒子。黒子以外禁止。可愛い系は総じて禁止」
「黒子って、お化けじゃない…」
「森川くんと決めたことなんだ。分かってくれ」
もうこの笑顔は、なにを言ってもやっても動じない時の笑顔だ…。
森川をじろりと睨むと、森川は引きつった笑顔で言った。
「これがいわゆる会長命令かー」


