「別に、会長のことじゃないよ!」
「いいっていいって、言い訳は」
困ったように笑われて、私は二の句が継げなくなる。
「俺は部活してるからこんくらいないと足りないけど。会長すらっとしてるし、そんな食太くないと思うぞ」
「そ…うかな」
「そうそう」
森川が大きく頷きながら言った。
きょうちゃんもにっこり微笑んで、私の肩を叩いてくれる。
なんで、なにも言わなくてもこの2人にはばれてしまうんだろう…。
「なんかきょうちゃんと森川って、私のお母さんとお父さんみたいだね」
私が言うと、2人は顔を見合わせて少し照れたように笑った。
大好きだよ、きょうちゃん、森川。


