僅かな沈黙に包まれた教室で、きょうちゃんと森川がちらり、私を見上げて。
「もう完全に、俺の女って感じだね」
「だなー。もう会長のファンクラブもある程度黙認してるしな」
「最近の噂は、会長が桜田未来にゾッコン、で定着しちゃったしね」
「前より騒がれなくなったしな」
「一時期はどうなるんだろってくらい大騒ぎされてたけどね」
「自分で動いて周囲納得させて…、さすが会長って感じだよな」
「ね、未来?」
2人が私の反応を待つように、言葉を切った。
「えーと明日からの3日間、お世話になります…」
私はそれだけ言って、私は自分の席に戻った。
少し前なら、
久しぶりの自由だ、きょうちゃんと森川とお昼が食べられる!
私はそう、喜んだのかな。
ぼんやり、窓の外を見ながら考えていた。


