「そーだろ?きょうちゃんは本当、誰かさんと違って物分かりがいいよな。未来にもっと言っといてよ」
先手を打たれてしまった。
さっきから散々な言われようだ…。
いつものことだけど…。
「会長、その私が横にいるってこと忘れてませんか…?」
さっき生徒会室で会長から言われたことを、そっくりそのまま返すと。
会長はにっこり笑って私の頭を撫でて。
「忘れてねー忘れてねー」
だから、子ども扱いしないでほしい…。
「きょうちゃんと森川くんにはお礼のお土産買って帰るから」
そう言って、会長はすたすたと教室を出ていった。


