「俺がいないあいだ、未来のことよろしく頼みますね」
会長に頭を押さえつけられて、無理矢理お辞儀させられる。
痛い痛い、後頭部痛い。
きょうちゃんと森川はあはははと笑って、会長に言う。
「お任せくださいっす。っつても俺は部活あるけど…」
「あ、登下校は私が一緒にしますよ」
「うん、冗談抜きで頼むね。なんかあったら連絡しろとは言ってあるけど、このアホはしてこないだろうし」
会長が心底困った、というようにため息をついて言うと。
きょうちゃんがくすくす笑って、
「…会長って本当愛してますよね、未来のこと」
そんなことを言うので、慌てて否定しようとしたら。


