私たちの会話を聞いていたきょうちゃんが、愛想よく笑って2人に言う。
「アイス食べますよね?サービスしますよ」
「きゃーん、きょうちゃん優しい!」
流奈さんが飛び跳ねて喜ぶのを、副会長が制すると。
「いいんです、友達が来たらサービスしてあげなって、お店の人からも言われてるんで」
きょうちゃんが胸を張って言う。
そんなこと言われたことあったっけ…?
まあいいか。
流奈さんのオレンジ味、副会長のミント味のアイスを用意しながら、
会長ならストロベリーだろうな、
そんなことを考えている自分に、苦笑いしてしまう。


