「じゃあ、きょうちゃん森川くん、また明日」
会長が言うと、2人はお行儀よく、はーいと元気に返事をした。
…きょうちゃんはまだしも、森川はもう会長サイドに堕ちている気がする。
とにかく会長となにがあったのか今度問いつめる、決定。
そう考えこんでいると。
「期末前に夏休みの話なんて、余裕だな?」
すたすたと私の半歩先を歩く会長が言うので、私はしゃきっとして答えた。
「今回は、お手を煩わせません!」
「は?」
「中間の反省から、結構勉強してきたので、今回は大丈夫です!」
「へえ…」
「なので、生徒会室には行かず、家で、自分で頑張ります」
そう言うと、会長は横目で私を見て、ふうん、と一言だけ言う。
ふうんって、反応薄いな。


