イケメン生徒会長の甘くて危険な溺愛



…あの3人がそんな気づかい、するだろうか。


いまいち、謎めいていて掴みきれないところがある。


…会長は、特に。


「とにかくあと1週間、頑張るよ」

ガッツポーズを両手でつくって言うと、きょうちゃんが、はいはい、と笑って。


「まあ、期末終わったら夏休みだしね。いっぱい遊ぼうね」


そう言ってくれるので、私の気分は一気に華やぐ。


そう、夏休み!

期末試験さえ終われば、こっちのもの。


「そうだ、2人とも夏休み、試合、応援来てよ!去年みたいに」


森川の言葉に、うんうん!と返事をしながら教室を出た時。


「応援?俺も行きたいな、森川くん」


廊下の壁にもたれて私を待っていた会長が、にっこり笑って言った。