イケメン生徒会長の甘くて危険な溺愛



会長の効果か、さすがに去年のキャンプの時みたいに男の子に呼び出されてばかり、なんてことはないけど。

会長の効果で、女の子と仲良くなれそうにもない。


話せる人のいない野外活動なんて、ただただ退屈で寂しい。


生徒会の3人はずっと先生たちのテントにいて、運営の手伝いをしていた。


いつも一緒にいてくれる3人が、すごく遠い存在に思えてくる。

…そもそも、遠い存在だったんだけど。


まずいまずい。

いつのまにか、勝手に身近に感じてた。


そのことに気づいて、さらに寂しくなってきて落ちこむ。


野菜を全部洗ってテントの方へ戻ると、楽しそうに話していた班の人たちは心なしか静かになった。