イケメン生徒会長の甘くて危険な溺愛


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「おい」


その声が聞こえた時、私はまだ夢の中にいた。


もう何度も見た夢。


泣いてるお母さん。

幼い私。

帰ってこないお父さん。


待っている私。


早く、目覚めたい。


「起きろ」


聞き慣れたようで、聞き慣れない声。


「3秒以内に起きねーとキスする」


私は、ぱちっと目を開けた。


目の前、数センチ先に会長の綺麗な顔があった。


近い近い近い近い…!