私は会長を見据えて言う。
「今後、教えてください」
「なにを」
「生徒会の予定」
「いいけど、未来って束縛するタイプ?」
真顔で言われて、私は飲んでいた飲み物を吹きだしそうになってむせる。
会長はそれを見て、楽しそうにくすくす笑うだけ笑うと。
「じゃー、俺は寝るから」
そう言って私の肩に頭を預けた。
私はいつかの裏庭の時のように、びん、と背筋を伸ばしてしまう。
人前でこんなことしないでほしい…。
とはいっても最前列なので、通路を挟んだ席に座っている担任以外は誰からも見えないけど。
担任は驚いた顔で、めっちゃ見てるけど。
相変わらず会長は、ものの数秒ですやすやと寝息をたてはじめた。
会長が触れているところから、熱が伝わる。
嫌でも目に入る綺麗な顔と、黒い髪。


