ゆるめパーマのルーズなポニーテールが、フワフワしてて…


女の子としての魅力が溢れてる明日花ちゃん。


眼鏡の地味な私とは、全然違う…


女子力低めの私には、女性の魅力なんて、ほとんどないだろうから…


『あの…いつも気になってたんですけど、雅妃さんは、どうして大智さんのこと呼び捨てなんですか?歳が同じだからって、俳優とマネージャーなのに、ちょっと変じゃないですか?』


『言ってなかった?僕と雅妃は高校の同級生なんだ。ずっと昔からの知り合い。だから、呼び捨てでも全然不思議じゃないから』


『え!同級生なんですか?嘘みたいです~明日花知らなくてショックです~』


口を少しとがらせて…アヒル口って言うのかな、明日花ちゃんがすねて見せた。


めちゃめちゃ可愛いんですけど…


『雅妃とは卒業してからずっと会ってなくて、僕がたまたま半年前に同じ事務所に入ったんだ。まあ、最初はびっくりしたけどね』