初めましての方、初めまして!お久しぶりの方、こんにちは!浅葱美空です。

今回の翠玉の監察医シリーズは、いつもと少し違った展開になりました。児童虐待をテーマにした時、救えないことが多いのが現状のこの問題を、蘭たちに救ってもらいたいと思いこの展開になりました。

児童虐待の数が年々増えていく現状をニュースで見て、もしも私も子どもを産んだ時に同じことをしてしまったら、子どもを愛せなかったら、と怖くなってしまいました。

母親は完璧でなくてはならないという空気が世の中にはあって、何とかしようと焦るので虐待事件が後をたたないのではという記事も見つけました。テレビで「お母さんが初めての人は一年生。十分頑張っていますよ」と言われて泣いている母親の姿を見て、何故か胸がギュッと締め付けられて泣いてしまったことがあります。

子どもが親によって心を、体を、全てを殺されるという悲しいことがなくなってほしいです。

読んでいただき、ありがとうございました。また次の作品でお会いしましょう。