立ち上がってキッチンへ向かい、冷蔵庫を開けると納豆がひとパックだけ残っていた。
「これで充分」
冷蔵庫から取り出して準備に取りかかる。だけれど、今まではなんとも感じなかった納豆独特の匂いに気持ち悪くなってしまった。
「なんだろう、急に」
お腹が空いているはずなのに、匂いのせいで食欲が失せていく。次第に吐き気に襲われ、急いでトイレに駆け込んだ。
戻しても一向に吐き気は収まらない。リビングに戻って再びソファに横になる。
ここ最近、弦さんのことで自分でも気づかないうちにストレスが溜まっていたのかな。だから急に気持ち悪くなった?
こうして横になると、また睡魔に襲われる。午前中たくさん寝たはずなのに、私はまた眠りに就いた。
弦さんが出張に出かけて初めて迎える週末。体調の悪い私を心配して美香が訪ねてきた。
ドアを開けた私を見て美香は顔を歪める。
「電話でも声に覇気がなかったし、少し痩せたよね? 大丈夫?」
「うん、なんとか。ごめんね、来てもらっちゃって」
彼女を家に招き入れ、リビングに案内する。
「これで充分」
冷蔵庫から取り出して準備に取りかかる。だけれど、今まではなんとも感じなかった納豆独特の匂いに気持ち悪くなってしまった。
「なんだろう、急に」
お腹が空いているはずなのに、匂いのせいで食欲が失せていく。次第に吐き気に襲われ、急いでトイレに駆け込んだ。
戻しても一向に吐き気は収まらない。リビングに戻って再びソファに横になる。
ここ最近、弦さんのことで自分でも気づかないうちにストレスが溜まっていたのかな。だから急に気持ち悪くなった?
こうして横になると、また睡魔に襲われる。午前中たくさん寝たはずなのに、私はまた眠りに就いた。
弦さんが出張に出かけて初めて迎える週末。体調の悪い私を心配して美香が訪ねてきた。
ドアを開けた私を見て美香は顔を歪める。
「電話でも声に覇気がなかったし、少し痩せたよね? 大丈夫?」
「うん、なんとか。ごめんね、来てもらっちゃって」
彼女を家に招き入れ、リビングに案内する。



