またからかうお義父さんに弦さんは鋭い眼差しを向けるものだから、私とお義母さんは思わず笑ってしまった。
そんな私を見て弦さんは目を見開いた後、私につられるように笑う。
他愛ない話をしながら食事は進み、片づけは弦さんとして食後のデザートに、珈琲とさっき焼いたクッキーに生クリームを添えたシフォンケーキを出した。
「え? これも未来ちゃんが作ってくれたの?」
「店で売っているような出来だな。うまい」
昼食も残さず食べてくれたのに、デザートまでふたりは完食してくれた。
「本当においしかったわ」
「未来さん、ごちそうさま」
ふたりに喜んでもらえたみたいで本当によかった。
すると隣に座っている弦さんが、ふたりには見えないように机の下でそっと私の手を握った。
びっくりして彼を見れば、『よかったな』と言うように口もとを緩めた。
どうしよう、胸が苦しい。どうして弦さんはこんなにも優しくて、私の気持ちにいつも寄り添ってくれるのかな。
お義父さんとお義母さんの存在を忘れ、つい彼と見つめ合ってしまう。
するとお義父さんは大きく咳払いをした。
「夫婦の仲が良いのはいいことだが、父さんたちがいることも忘れないでくれ」
「あら、私はべつに構わないのよ。幸せな息子の姿がもっと見たいわ」
そんな私を見て弦さんは目を見開いた後、私につられるように笑う。
他愛ない話をしながら食事は進み、片づけは弦さんとして食後のデザートに、珈琲とさっき焼いたクッキーに生クリームを添えたシフォンケーキを出した。
「え? これも未来ちゃんが作ってくれたの?」
「店で売っているような出来だな。うまい」
昼食も残さず食べてくれたのに、デザートまでふたりは完食してくれた。
「本当においしかったわ」
「未来さん、ごちそうさま」
ふたりに喜んでもらえたみたいで本当によかった。
すると隣に座っている弦さんが、ふたりには見えないように机の下でそっと私の手を握った。
びっくりして彼を見れば、『よかったな』と言うように口もとを緩めた。
どうしよう、胸が苦しい。どうして弦さんはこんなにも優しくて、私の気持ちにいつも寄り添ってくれるのかな。
お義父さんとお義母さんの存在を忘れ、つい彼と見つめ合ってしまう。
するとお義父さんは大きく咳払いをした。
「夫婦の仲が良いのはいいことだが、父さんたちがいることも忘れないでくれ」
「あら、私はべつに構わないのよ。幸せな息子の姿がもっと見たいわ」



