そもそもふたりは、きっかけは政略結婚であれ、私と弦さんはお互いを好きになって結婚したと思っているのかな?
だからさっきみたいなことを言ったの? それよりも弦さんはどう思っているだろうか。
チラッと隣に座る彼を見ると、ご両親に向かって口を開いた。
「俺もそう思っているよ。……未来と出会うきっかけをくれた父さんと母さんには感謝している」
思いがけない話に茫然となる。
それは弦さんの本心? ただ、親にうまくいっていると思わせるために口から出たでまかせ?
だけど弦さんの話を聞いたふたりは、嬉しそうに顔を綻ばせた。
「まぁまぁ、弦ったら」
「結婚してからというもの、仕事も早く切り上げて帰っているそうじゃないか。まったく、結婚前は想像できなかったな。こんなに弦が愛妻家になるとは」
冷やかすご両親に照れているのか、珍しく弦さんは顔をしかめた。
「いいから早く飯を食えよ。せっかく未来が作ってくれたんだから」
ぶっきらぼうに言う弦さんがなんだか可愛くて、胸がときめく。
八歳も上の大人の男性だと思っていた彼に、こんな一面もあったんだ。
「はいはい、わかったわよ」
「腹空かせてきてよかったな、母さん。残したら弦に怒られそうだ」
だからさっきみたいなことを言ったの? それよりも弦さんはどう思っているだろうか。
チラッと隣に座る彼を見ると、ご両親に向かって口を開いた。
「俺もそう思っているよ。……未来と出会うきっかけをくれた父さんと母さんには感謝している」
思いがけない話に茫然となる。
それは弦さんの本心? ただ、親にうまくいっていると思わせるために口から出たでまかせ?
だけど弦さんの話を聞いたふたりは、嬉しそうに顔を綻ばせた。
「まぁまぁ、弦ったら」
「結婚してからというもの、仕事も早く切り上げて帰っているそうじゃないか。まったく、結婚前は想像できなかったな。こんなに弦が愛妻家になるとは」
冷やかすご両親に照れているのか、珍しく弦さんは顔をしかめた。
「いいから早く飯を食えよ。せっかく未来が作ってくれたんだから」
ぶっきらぼうに言う弦さんがなんだか可愛くて、胸がときめく。
八歳も上の大人の男性だと思っていた彼に、こんな一面もあったんだ。
「はいはい、わかったわよ」
「腹空かせてきてよかったな、母さん。残したら弦に怒られそうだ」



