だって弦さんのご両親も、家政婦を雇うことなく生活をされているんでしょ? それなのに、手料理でもてなさないわけにはいかないもの。
はっきりと自分の意見を言うと、弦さんは目を瞬かせた。
「そう、か。では頼む。ふたりはとくに嫌いなものはないし、なんでも喜ぶと思う。来る時間については明日聞いておく」
「わかりました。ありがとうございます」
任せてもらえるようでよかった。ホッと胸を撫で下ろす。
じゃあ明日は買い出しに行かないと。下準備もしておいたほうがいいよね。
明日の段取りを頭の中で考えていると、急に体が宙に浮いた。
「きゃっ!?」
びっくりして咄嗟に掴んだのは、彼の広い肩。
「え? あの弦さん?」
どうして私、弦さんにお姫様抱っこされているの?
ドギマギしている間も弦さんは軽々と私を抱きかかえたまま歩を進める。なにも言わずにリビングを出ると廊下を渡り、向かう先は私たちの寝室。
月の光が降り注ぐ室内は電気を灯さなくても充分明るい。部屋の中央にあるキングサイズのベッドに優しく下ろされると、すぐに弦さんが覆い被さってきた。
一度触れるだけのキスを落とすと、首筋に顔を埋めた。その瞬間、彼の熱い吐息がかかり身体がゾクリとなる。
「あ、あの弦さん、その……するんですか?」
はっきりと自分の意見を言うと、弦さんは目を瞬かせた。
「そう、か。では頼む。ふたりはとくに嫌いなものはないし、なんでも喜ぶと思う。来る時間については明日聞いておく」
「わかりました。ありがとうございます」
任せてもらえるようでよかった。ホッと胸を撫で下ろす。
じゃあ明日は買い出しに行かないと。下準備もしておいたほうがいいよね。
明日の段取りを頭の中で考えていると、急に体が宙に浮いた。
「きゃっ!?」
びっくりして咄嗟に掴んだのは、彼の広い肩。
「え? あの弦さん?」
どうして私、弦さんにお姫様抱っこされているの?
ドギマギしている間も弦さんは軽々と私を抱きかかえたまま歩を進める。なにも言わずにリビングを出ると廊下を渡り、向かう先は私たちの寝室。
月の光が降り注ぐ室内は電気を灯さなくても充分明るい。部屋の中央にあるキングサイズのベッドに優しく下ろされると、すぐに弦さんが覆い被さってきた。
一度触れるだけのキスを落とすと、首筋に顔を埋めた。その瞬間、彼の熱い吐息がかかり身体がゾクリとなる。
「あ、あの弦さん、その……するんですか?」



