スマホを確認するも、彼から連絡は入っていない。道が渋滞しているとか? それとも仕事で急なトラブルでも起こったのだろうか。
美香とふたりで周囲をキョロキョロしていると、急に背後から声をかけられた。
「お待たせしてしまい、申し訳ございませんでした」
聞き覚えのある声に振り返ると、そこにいたのは竹山さんだった。
「竹山さんがどうしてここに?」
思わず立ち上がって聞くと、彼は困ったように眉尻を下げた。
「専務は只今、車内でトラブルの対処に追われております。私ひとりで奥様をお迎えにあがると申し出たのですが、心配だから一緒に行くと言って、パソコンなどを持ち込み、車内で仕事をされています」
竹山さんの話を聞き、ギョッとなる。
「すみません、ご迷惑をおかけしてしまい」
そもそも私のせいだ。美香に会うならなにも外でなくとも、彼女に家まで来てもらえばよかった。
そうすれば弦さんに心配をかけることも、こうして竹山さんに余計な仕事をさせることもなかったのに。
美香とふたりで周囲をキョロキョロしていると、急に背後から声をかけられた。
「お待たせしてしまい、申し訳ございませんでした」
聞き覚えのある声に振り返ると、そこにいたのは竹山さんだった。
「竹山さんがどうしてここに?」
思わず立ち上がって聞くと、彼は困ったように眉尻を下げた。
「専務は只今、車内でトラブルの対処に追われております。私ひとりで奥様をお迎えにあがると申し出たのですが、心配だから一緒に行くと言って、パソコンなどを持ち込み、車内で仕事をされています」
竹山さんの話を聞き、ギョッとなる。
「すみません、ご迷惑をおかけしてしまい」
そもそも私のせいだ。美香に会うならなにも外でなくとも、彼女に家まで来てもらえばよかった。
そうすれば弦さんに心配をかけることも、こうして竹山さんに余計な仕事をさせることもなかったのに。



