すきって言って




「絃ちゃん、僕の邪魔するくせに、自分は稜とイイ感じになってるってどうなの?
僕のこと好きって言ってたくせに、所詮その程度だったんだね?」


俯きながら優志くんは私に暴言を吐く。怖い。



「おい優志、泉に振られたからって大場に八つ当たりするなよ!」


鳴瀬くんが止めに入ってくれる。



「うるさいよ、稜には分かんねぇよ。僕の気持ちなんか。」



「…ごめんなさい、私のせいで」


優志くんが私の方を見て、また勢いよく両肩を掴む。



「謝るなら、泉さんを説得してよ!!ねぇ絃ちゃん」



優志くんのその圧が怖かった。






私は逃げるようにその場を後にした。