すきって言って




付き合う…?



「……ごめんなさい。それは、出来ないわ。」



「なんでですか」



わたしの手を握る藤田くんの力が強くなる。



「絃を…もうこれ以上傷付けたくない。
わたしが知らないだけでずっと、ずっと傷付けていたの」


「そんなことない!!」



藤田くんはわたしの上に跨った。



「藤田くんごめんなさい、やめて。
貴方の気持ちには答えられない。今日は1人にして。」



「泉さん僕……」



「……しつこい人はきらい。お願い帰って。」



少し強めに言うと、藤田くんは何かボソッと言って保健室から出ていった。



「絃……ごめんね……ごめんね」



涙が止まらない。