すきって言って



「確かにそれはそうだけど、絃と稜くん接点少ないし大丈夫かな…」


「大丈夫です!」


なぜ大丈夫と言い切れるのか分からなかったけど、


藤田くんの圧に負けてしまった。


「…じゃあ1つ条件があるの。絃がもし稜くんと2人が嫌だと言ったら、今まで通りにしてもらえる?」


「……」


藤田くんは少し考えていた。


「分かりました、じゃあちょっと稜に電話してきてもいいですか」


「どうぞ」


藤田くんは少し離れたところで稜くんに電話をしていた。





「お待たせしました。稜、今絃ちゃんと居るらしいので伝えてくれるそうです。」


「そう」


わたし本当はそのままで良かったのにな。


わたしと、絃と、稜くんと、藤田くんの4人で良かったのに。