すきって言って




「大場さんの気持ちはすごく嬉しい。
でもごめん。実は他校に彼女が居るんだ。
幼なじみで…ずっと片想いして来たんだ。」


「そう、なんですね」


「もし大場さんが嫌じゃなければ、これからも生徒会を続けて欲しい。」


「それはもちろん続けます。」


「ありがとう、それから本当に申し訳ない」


「謝らないでください、わたしの方こそすみません
それでは失礼します…」


生徒会室から出たと同時に涙が溢れた。



相沢先輩、彼女いたんだ……。


きっと、素敵な人なんだろうな。




わたしは廊下にある大きな鏡の前で笑顔を作った。


この後絃とかと帰るから心配かけないようにしなくちゃ!



生徒会室は3階にあって、わたしの教室は2階。


階段を降りながら、絃に電話をした。