すきって言って



優志くん…辛かったよね…


「愛情に飢えているからって、大場を傷付けていいことにはならないけどな」


「……ううん、そんなこと…ないよ」


「……そろそろ帰るか。」


暗い学校の中を、鳴瀬くんと歩いている。


「そうだ、連絡先交換しようぜ。
優志達と時間被らないようにするためにさ。」


「う、うん!」


ポケットからスマホを取り出して鳴瀬くんと連絡先を交換する。


鳴瀬 と書かれた名前の上に猫の画像が出ている。


「この猫って、鳴瀬くん家の?」


「そう、昔飼ってたやつ」


「可愛いね」


「大場のアイコンは自分で描いたやつ?」


鳴瀬くんの画面に表示されているのは、


いと と書かれた名前の上にミッ○ィーっぽい兎の絵が描かれた画面。


「そう!」


「これ完全にミッ○ィー…だよな」


「それっぽいやつ!」