「お母さん」 僕が声をかけるとお母さんはビクッとした。 「な、なに……」 「僕も片付け手伝うよ」 「や、やめて!!触らないで!!」 僕が手を伸ばそうとしたら、その手を叩かれた。 「ご…ごめんなさいごめんなさい…」 お母さんは僕に土下座をした。 「お母さん…」 結局僕はそこに居るのが辛くて、自分の部屋に逃げ込んだ。 友達の家は、両親仲がいいって言ってた。 それに比べて僕ん家は……