「痛いっ!!」



「うるせー」




一樹はそう言いながらチラッと裕二を見た


そんな一樹を、裕二はジッと見返す



一樹の心の奥をわかってるような、そんな瞳




いや…

裕二のことだから、ただ一樹の足の悪さを恨んでるだけかもしれないけど…




どっちにしろ、一樹の過去と正体を知っている裕二といるのは気が楽だ