「でね、パパとそこで働いている人達が誕生日プレゼントでバイク、買ってくれたの!」

この喜びを、真っ先に伝えたのがまだ知り合って間もない巧くんだなんて…

だって、リコに言ってもバイクの事はちんぷんかんぷんだし。



「良かったね〜!」



あたしの思った通り、巧くんは自分の事のように喜んでくれた。