とある遠いところに女の子とか男の子の双子の兄妹が、いました。
女の子はあやめといい、男の子は春樹と言いました。

 あやめはとても、お転婆で、いつも、家の使用人たちを困らせてばかりいました。一方の春樹は、なんでも、完璧にこなし、おとなしくて、真面目な性格でした。
 
しかし、2つだけ、彼らには、他の子供と違うことがありました。
 


それは、魔法が使えるということと暴走族に入っているということでした。
でも、二人は自分たちの中に眠るこれから起こる物語を知りませんでした。