ある日


ﾊﾞｧｰﾝ

今日もものが飛んできた。
私がお菓子作りをしたあとの牛乳を出しっぱにしていたせいだ。なんでこんなヘマばっかするかなー、と自分の心に笑いつつ、お父さんの機嫌を取ろうと必死になる。

父「お前ふざけてんのか、？なめてんの？は？こっちは仕事で疲れてんだよ！」

私「ごめんなさい、治すの忘れてました。」
投げつけられた牛乳は蓋が空いていたこともあって部屋の中に飛び散る。私にもかかった。私はもう、この家にいたくないとそんな思いで毎日を過ごしていた。
それでも私がお母さんのところに行かなかった理由は、その後のお父さんの行動にあった。