2015年1月3日ー。
あたし達は、再び、京都に来た。
京都のホストクラブ2軒目は、店内が、すごく、明るかった。
「(ホストクラブって、こんなに明るいもの?)
(衝立(ついたて)も低いし、他のお客さん見えるし…。)
(かぶりとか、大変そう…。)」
そして、プレイヤーは、すっっごい、個性的な人達っばかりで、結構な人数居たので、1人1人の時間が、短かった。
「(送り…どうしよう…。)
(いい人、居なかったんだよね…。)
(個性的な人ばかりだし…。)
(誰がいいとか、分からないし…。)
(適当に選ぼうかな…。)
(どうせ、もう、来ることないし。)
(でも、こんなに居て、個性かかぶらないって、ある意味奇跡…。)」
あたしは、個性的な人達の中で、何とか、まともそうな人を選んだ。
その人と少し話してから、送り出してもらった。
送り出してもらうと、雪こそは降ってないものの、「流石、京都!」と言わんばかりの底冷えがして、寒かった。
送り指名した人と、お互いに、「寒いね〜。」何て話してた瞬間だった…。
いきなり、抱きしめられて、ディープキスされて、胸を揉まれた!
あまりの出来事に、あたしは、思考停止状態…。
ホストの方は、頰赤らめ、ハニかんでいた。
「(いやいやいや…。)
(ちょっと!!)
(何これっ!!)
(誰にでもしてるの?!)
(これが、京都のホスト?!!)」
あたしは、パニックになった。
そして、駐車場に着くまで、Mちゃんに怒りをぶちまけた。
「何あれ!!
YTと、キスしたことないのにっ!!
YTに、胸揉まれたことないのにっ!!
YTとは、ハグしかしたことないのにっ!!」
すると、Mちゃんも、何されたか、話してきた。
「私も、キスされた…。」
「(されたんかいっ!!)」
あたしが、文句を言いまくる中、Mちゃんは、「もう一軒行こう!」と言い出した。
あたしは、静かにキレた。
「(二軒目?!!)
(こんな事されたのに、二軒目?!!)
(Mちゃんは、キスされたのイヤじゃなかったの?!!)
(嬉しかったの?!!)
(「SI が好き。」って言いながら、二軒目?!!)
(本当に、SI のこと好きなの?!!)」
あたしは、怒りに加え、激しい頭痛までしてきた。
「(何、この頭痛…。)
(尋常じゃない…。)
(次に行くとこに、何かあるわけ?)」
あたしは、ダメ元で、Mちゃんに、訴えた。
「あたし…、行かない…。」
「何で?!!」
「さっきから、すごい、頭痛がしてて…。
頭が割れそうなくらい…。
それに、今度も、さっきみたいなのだったらイヤだし…。」
「今度のところは、大丈夫!!
それに、えりちゃんが行かないと、意味がないの!!
その頭痛も、治るから。」
「(何で、行かないと意味がないの?)
(何で、「頭痛が治る。」と思っているの?)
(また、ペンジュラム?)
ヤダ!
行きたくないっ!!
(頭痛が…。)
(なんで、分かってくれないの?)」
あたしの悲痛な叫びも、Mちゃんには届かない。
「じゃあ、私だけ「行け。」って事?
えりちゃんが、指名する人を、私がすればいいってこと?!!
私だって、指名したい人が居るのに?!」
「(いや、1人で行って、指名したい人を、指名して、帰ればいいのでは?)」
でも、その言葉を言ったら、ケンカになるので、言葉を飲み込んだ。
「行ったことのない店でしょ?
何で、そんな事が、分かるの?
あたしが、「指名する人が居る。」とか、頭痛が治るとか。
どうせ、初回だけでしょ?」
「ペンジュラムに出てるの!」
「(また?!!)」
「ペンジュラムによると、何回か通うことになるから。」
Mちゃんは、ペンジュラムを信じ切っていた。
だから、ペンジュラムを強調していた。
「えりちゃんは、黙ってついて来ればいいの!!
はい!!
行くよっ!!」
「(また、命令形…。)」
あたしは、無理矢理、二軒目に行くことに…。
「(イヤだなぁ…。)」
二軒目は、二部制で、一部は、4階で、ホストクラブ、二部は、3階で、BARをやってる、店だった。
あたし達は時間的に、BARの方になった。
行くと、まだ、一部が終わってなくて、BARで、待たせてもらうことになった。
BARの中に入ると、真冬なのに、桜の匂いがした。
「(桜…。)
(何処から…?)」
そう思って、奥に行くと、あたしにしか見えない、大きな桜の木があった。
その桜の木は、満開で、風も無いのに、花びらが、舞っていた。
「(うわぁ〜…。)
(大きな桜の木…。)
(誰にも、気付かれたことないのかな…。)
(こんなに綺麗なのに…。)」
人知れず、散りゆく桜に、自分が重なって見えた…。
「(かわいそう…。)」
あたしは、そう思った。
そして、桜を見てから、頭痛は、嘘のように治った。
それからすぐに、一部営業が終わり、続々と、ホスト達が、BARに来た。
BAR営業だからなのか、プレイヤー達は、大人の男性って感じの人が多かった。
そんな中、1人のプレイヤーが、酔っているからか、下ネタトーク満載で、あたしも、Mちゃんも、タジタジ…。
あたしは、彼と一緒についたプレイヤーに、アイコンタクトで、「助けて!」と、目で訴えたが、彼も新人で、タジタジ…。
その新人君の名前は、T君。
T君は、長い時間、あたし達の席についてくれていた。
新規時間が終わり、送りを決める時、Hを選ぼうとしたら、Mちゃんに怒られた。
「H君は、私が指名する人!!
えりちゃんは、違う人!!」
「え?
誰?」
「1番長くついてくれた人!!」
「え〜…っと…。
T君…?」
「名前なんて、覚えてないよ。」
「(そうだった…。)
(Mちゃん、人の顔と名前覚えるの苦手だった…。)
(まぁ、多分、T君だろう…。)」
あたしの送りは、T君になった。
Tの店は、ちゃんと、許可を取っていたから、他店と違い、送り出しは、エレベーターの前までの送りだった。
あたし達は、再び、京都に来た。
京都のホストクラブ2軒目は、店内が、すごく、明るかった。
「(ホストクラブって、こんなに明るいもの?)
(衝立(ついたて)も低いし、他のお客さん見えるし…。)
(かぶりとか、大変そう…。)」
そして、プレイヤーは、すっっごい、個性的な人達っばかりで、結構な人数居たので、1人1人の時間が、短かった。
「(送り…どうしよう…。)
(いい人、居なかったんだよね…。)
(個性的な人ばかりだし…。)
(誰がいいとか、分からないし…。)
(適当に選ぼうかな…。)
(どうせ、もう、来ることないし。)
(でも、こんなに居て、個性かかぶらないって、ある意味奇跡…。)」
あたしは、個性的な人達の中で、何とか、まともそうな人を選んだ。
その人と少し話してから、送り出してもらった。
送り出してもらうと、雪こそは降ってないものの、「流石、京都!」と言わんばかりの底冷えがして、寒かった。
送り指名した人と、お互いに、「寒いね〜。」何て話してた瞬間だった…。
いきなり、抱きしめられて、ディープキスされて、胸を揉まれた!
あまりの出来事に、あたしは、思考停止状態…。
ホストの方は、頰赤らめ、ハニかんでいた。
「(いやいやいや…。)
(ちょっと!!)
(何これっ!!)
(誰にでもしてるの?!)
(これが、京都のホスト?!!)」
あたしは、パニックになった。
そして、駐車場に着くまで、Mちゃんに怒りをぶちまけた。
「何あれ!!
YTと、キスしたことないのにっ!!
YTに、胸揉まれたことないのにっ!!
YTとは、ハグしかしたことないのにっ!!」
すると、Mちゃんも、何されたか、話してきた。
「私も、キスされた…。」
「(されたんかいっ!!)」
あたしが、文句を言いまくる中、Mちゃんは、「もう一軒行こう!」と言い出した。
あたしは、静かにキレた。
「(二軒目?!!)
(こんな事されたのに、二軒目?!!)
(Mちゃんは、キスされたのイヤじゃなかったの?!!)
(嬉しかったの?!!)
(「SI が好き。」って言いながら、二軒目?!!)
(本当に、SI のこと好きなの?!!)」
あたしは、怒りに加え、激しい頭痛までしてきた。
「(何、この頭痛…。)
(尋常じゃない…。)
(次に行くとこに、何かあるわけ?)」
あたしは、ダメ元で、Mちゃんに、訴えた。
「あたし…、行かない…。」
「何で?!!」
「さっきから、すごい、頭痛がしてて…。
頭が割れそうなくらい…。
それに、今度も、さっきみたいなのだったらイヤだし…。」
「今度のところは、大丈夫!!
それに、えりちゃんが行かないと、意味がないの!!
その頭痛も、治るから。」
「(何で、行かないと意味がないの?)
(何で、「頭痛が治る。」と思っているの?)
(また、ペンジュラム?)
ヤダ!
行きたくないっ!!
(頭痛が…。)
(なんで、分かってくれないの?)」
あたしの悲痛な叫びも、Mちゃんには届かない。
「じゃあ、私だけ「行け。」って事?
えりちゃんが、指名する人を、私がすればいいってこと?!!
私だって、指名したい人が居るのに?!」
「(いや、1人で行って、指名したい人を、指名して、帰ればいいのでは?)」
でも、その言葉を言ったら、ケンカになるので、言葉を飲み込んだ。
「行ったことのない店でしょ?
何で、そんな事が、分かるの?
あたしが、「指名する人が居る。」とか、頭痛が治るとか。
どうせ、初回だけでしょ?」
「ペンジュラムに出てるの!」
「(また?!!)」
「ペンジュラムによると、何回か通うことになるから。」
Mちゃんは、ペンジュラムを信じ切っていた。
だから、ペンジュラムを強調していた。
「えりちゃんは、黙ってついて来ればいいの!!
はい!!
行くよっ!!」
「(また、命令形…。)」
あたしは、無理矢理、二軒目に行くことに…。
「(イヤだなぁ…。)」
二軒目は、二部制で、一部は、4階で、ホストクラブ、二部は、3階で、BARをやってる、店だった。
あたし達は時間的に、BARの方になった。
行くと、まだ、一部が終わってなくて、BARで、待たせてもらうことになった。
BARの中に入ると、真冬なのに、桜の匂いがした。
「(桜…。)
(何処から…?)」
そう思って、奥に行くと、あたしにしか見えない、大きな桜の木があった。
その桜の木は、満開で、風も無いのに、花びらが、舞っていた。
「(うわぁ〜…。)
(大きな桜の木…。)
(誰にも、気付かれたことないのかな…。)
(こんなに綺麗なのに…。)」
人知れず、散りゆく桜に、自分が重なって見えた…。
「(かわいそう…。)」
あたしは、そう思った。
そして、桜を見てから、頭痛は、嘘のように治った。
それからすぐに、一部営業が終わり、続々と、ホスト達が、BARに来た。
BAR営業だからなのか、プレイヤー達は、大人の男性って感じの人が多かった。
そんな中、1人のプレイヤーが、酔っているからか、下ネタトーク満載で、あたしも、Mちゃんも、タジタジ…。
あたしは、彼と一緒についたプレイヤーに、アイコンタクトで、「助けて!」と、目で訴えたが、彼も新人で、タジタジ…。
その新人君の名前は、T君。
T君は、長い時間、あたし達の席についてくれていた。
新規時間が終わり、送りを決める時、Hを選ぼうとしたら、Mちゃんに怒られた。
「H君は、私が指名する人!!
えりちゃんは、違う人!!」
「え?
誰?」
「1番長くついてくれた人!!」
「え〜…っと…。
T君…?」
「名前なんて、覚えてないよ。」
「(そうだった…。)
(Mちゃん、人の顔と名前覚えるの苦手だった…。)
(まぁ、多分、T君だろう…。)」
あたしの送りは、T君になった。
Tの店は、ちゃんと、許可を取っていたから、他店と違い、送り出しは、エレベーターの前までの送りだった。



