素直になれない高野くんと素直になりたい私。




そうだとしても、ただの友達として寂しがってるだけなのにね。


はぁ、とため息をついて、


返事をせずに、ラインを閉じた。



そのまま、高野くんのことを考えないように、眠りについた。






───……




『あのさ…』


『ん?』


『1組か4組で、名前6文字…
私も、当てはまるなぁって』


『そうだな』


『もしかして、好きな人って私?
なーんて…』



『そうだって言ったら、どうする?』




───……