……気のせい?


でも、なんか話し込んでるみたいだし…


仲良さそうな気が…?



もしかしてあれが、



マヤさん…?





「お待たせしました。
アイスカフェオレです」



高野くんの背中を見つめていたら、


イケメンな店員さんがアイスカフェオレを持ってきてくれた。



「えっ!
あ、ありがとうございます…」


「ご注文は以上でよろしかったですか?」


「はい…」


「ごゆっくりどうぞー」



伝票の紙をテーブルに置くと、軽く会釈してイケメン店員さんは去っていった。



……てっきり、高野くんが持ってきてくれるものだと。


でもあっちで話してたしなぁとさっきの女性2人のテーブルを見たら、もう高野くんはいなくなってた。