「おはよ、シュナ」


「おは…よ、お姉ちゃん」


シュナは少しまだ寝ぼけていた。



「さてと、顔洗って支度して!」

アルシェは言った。


「え?」


シュナはポカンとしている。



「出掛けるの!」


そう言ってアルシェは笑った。