双子の俺らは

2ーAの俺たちのクラスへと着いた。麦は隣の2ーB。

席を座ろうとした時…

ーガタッ

と勢いよく教室のドアが開いて、麦が泣きそうな顔で俺の元へ来た。

麦…。

「どうして羽唯は俺を置いていくの!」

「置いていくって…」

「俺が嫌??」

「い、嫌じゃないよ」

麦は俺に抱きついた。麦が可愛すぎて離れられない。俺もダメなのかな…。