君と見る空は、いつだって青くて美しい




 私の頭の中に『青い空』が浮かんだ。

 頭の中に青い空が浮かんだ私は、さっそくイラストを描き始めた。

 そしてイラストを描き終え、私は真宙くんにそのイラストを見せた。

 真宙くんは私のイラストを見て『きれい‼ 素敵なイラストだね。今回の曲にピッタリだよ』と言って喜んでくれた。

 真宙くんにそう言ってもらえて、私はすごく嬉しくなった。

 今、こうして思い出しているだけでも、そのときのように嬉しさがこみ上げてくる。

 嬉しさがこみ上げてくる私は、だんだん顔が緩んでくるのがわかった。

 今、真宙くんに抱きしめられているから、真宙くんに緩んでいる顔を見られずに済むからよかった。

 もし真宙くんにそんな顔を見られたら、すごく恥ずかしい。

 だって今の私、相当ニヤニヤしていると思うから。