「あっ、そうそう、話変わるけど、これ希空に」


 真宙くんはそう言って、きれいに包装された物を私にくれた。


「……開けてもいい?」


 私は真宙くんにそう訊いた。


「もちろん」


 真宙くんは笑顔でそう言ってくれた。

 私は、わくわくしながら包装されている物を開けた。

 すると……。