君と見る空は、いつだって青くて美しい




 私には、もう自分の気持ちに蓋をしなければいけない理由はどこにもなくなった。
 だから、自分の気持ちを思いきり伝えても問題はないのだけど……。

 私は自分の気持ちをなかなか真宙くんに伝えることができずにいた。

 真宙くんの気持ちは、はっきりわかっている。

 だから、あとは私が真宙くんに気持ちを伝えるだけ。

 それだけなのだけど。

 その伝えるだけが、なかなかできない。

『自分の気持ちを伝えるだけでしょ』と、何度も自分の心の中に言い聞かせているのだけど、それでも、なかなか自分の気持ちを伝えることができない。


 ……恥ずかしい……。


 たぶん私が自分の気持ちをなかなか真宙くんに伝えることができないのは、真宙くんの目の前で自分の気持ちを伝えるということが、ものすごく恥ずかしいと思っているからだろう。

 だって、真宙くん、さっきから真剣な眼差しで私のことを見ている。
 そんなふうに見つめられている中で、自分の気持ちを伝えることなんか恥ずかしくてできないっ。


 でも。
 でも、このままでは……。

 このままでは、私は一生後悔することになってしまう。
 真宙くんに自分の気持ちを伝えなければ……。


 だから……。