君と見る空は、いつだって青くて美しい




 集団無視される前のときのように正義感たっぷりに人に接すると、また同じように集団無視されるのではないか。

 そう思うと、恐怖で何も言うことができないし、人の顔色を窺うようにへらへらとしてしまう。


 本当は悔しいけれど、なにも思いつかない私には、その方法しか残っていなかった。