君と見る空は、いつだって青くて美しい




 小学五年生の二学期になってからは、少しずつではあったけれど、クラスの女子児童たちから集団無視はされなくなった。

 けれど、クラスの女子児童たちの私に接する態度が完全に元通りになることはなかった。