……‼ 私……。 今、私は何を思ったのだろう。 私は真宙くんのことを……真宙くんのことを……って……。 自分でも気付かなかった。 私にとって真宙くんは大切な友達。 そう思っていた。 というか、そういうものだと思っていた。 でも……。 でも、今、私は……。 気付いてしまった。 気付いてしまったけれど……。 本当は気付いてはいけなかった。 だって、気付いたところでどうにもならない。 気付いたところで辛いだけ。 辛いだけなのに……。 ……‼