「本当っ⁉」 ……⁉ く……黒川さん⁉ 「それは本当なのねっ⁉ 麻倉さんっ‼」 黒川さんは身を乗り出すようにそう訊いた。 黒川さんのその勢いに、私は圧倒されそうになった。 「う……うん」 黒川さんの勢いに圧倒されそうになりながら、私はそう返事をした。 「そうなんだ、ならよかった」 私と真宙くんが恋人同士ではないということを知った黒川さんは、ほっと一安心している様子だった。 そして、さっきよりも黒川さんは笑顔で私のことを見た。