このやりとり。
最初に真宙くんと話したときのことを思い出す。
あのときも、こういう感じで私と真宙くんが交互に『ありがとう』と言い続けてたっけ。
そのことを思い出すと、なんか微笑ましい気持ちになる。
真宙くんの優しさと思いやりを感じて、嬉しい気持ちになる。
そして感謝の気持ちがこみ上げてくる。
せっかくの真宙くんの優しさと思いやり。
私は、素直に真宙くんの優しさと思いやりを受け取ってもいいのかもしれない。
だから。
『ありがとう、真宙くん』
私は声には出さずに心の中でそう言った。
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