A「そこで、だ。」

B「まだ何かあるのかよ!」

A「もし、霊魂に寿命が無かったらどうする?

…いや、どうしようもないのか。

運命に従うしかないもんな。

今を終えても次がある。

次が終わっても、次がある、その次も、その次も、その次も。

果てなどないのかもしれないな。

地球が滅びたとしても、霊魂は死なない。

世界を変えて、存在するかもしれない。

地球が滅びたら次はどこだ。

火星か?金星か?

それならいいよな。既知の世界だから。

そう、宇宙の枠に治まるならまだいいんだ。

宇宙から出ようとした時が、

俺は凄く恐ろしい。

これだけ環境と生命体を破壊して

文明を発達させてきた人間でも

まだ宇宙の果ては分からない。

どうなっているのか、宇宙の外に世界はあるのか。

…宇宙の外があればいいんだよ。

何が怖いって、

永遠に宇宙が続くことなんだ。

宇宙に出口がないことが怖いんじゃない。

果てがない事が怖いんだ。

幾ら手を伸ばしても果てに手は届かない。」

B「もう、俺みたいなちっぽけな脳みそには処理が出来ないよ。」

A「それでいいんだよ。理解しない方がいい。

考えれば考える程、脳がバグを起こしているのではないかという感覚に陥るんだ。

理解が追いつかなくなる。」

B「ならそれ以上、考えちゃだめだ。」